2011/2/28 Alexis B. Beleke 特命助教が退職しました。

Beleke 特命助教は1999年10月に中央アフリカ共和国の国費留学生として、来日し、研究生を経て
2000年10月に神戸大学大学院自然科学研究科分子集合化学専攻に入学しました。2003年9月に
学位(神戸大学博士(学術))を取得後、帰国し、バンキ大学助手として職にありましたが、その後、
再来日し、山梨大学クリーンエネルギー研究センター、神戸大学大学院工学研究科の研究員を経
て、2009年8月から工学研究科特命助教として主にニッケル水素電池の活物質に関する研究に
携わりました。

Beleke特命助教は在籍中、在籍期間で9報の学術論文をまとめるなど、研究に専念するという
特命助教の職務を全うしただけでなく、国内で2人目の中央アフリカ共和国出身者の教員として、
学生に対するアフリカ文化の理解と交流に努められました。

今後カナダ・モントリオールに移住後、カナダのエネルギー産業に貢献するべく、社会人MTech
コースに在籍する予定です。今後の活躍を期待しています。

2011年3月2日 伊丹空港にて帰国前に。